次男の手術は成長を待ったり、病院のタイミングを待ったりしていた事もあり、出産から約1年半待ちました。個人的にはもう少し早くしたかったのですけどね。
手術は前回書いた通り皮を切って、穴の根元から管を通し、それ皮を足りない部分に貼り付け、人工的に尿管を作成するという感じです。
術後心配なのは小さい子供なので痛みで泣く。手術部分が擦れて穴が開く。自分で管を触ってしまう。等いろいろありますが、次男は元々キョロキョロしているのでどれもやりそうで心配でした。
しかも手術の後は大部屋で待機。術後すぐは子供部屋でしたが少ししたら通常の部屋へ行く事と聞いており、回りに迷惑になると思っていましたが、最後まで子供病棟のままでした。
ここは良かったと思います。
さて、手術ですが無事終了。
手術前から泣いていましたが、(親から離れるのでだと思いますが)麻酔がきれて我にかえった時もかなり泣いているようで、なかなか手術室から出てきませんでした。
少し落ち着いた所で移動してきました。目はボーッとしており、自分と妻を見た時、ウルウルした感じでしたが、力が出ないようでした。
見ているこっちが辛かったですが、当時はよく頑張ったと思います。
入院中は動きたい年頃なのに動けず、1週間程ベッドの上でほとんど動けない。
しかも性器以外は健康で大人しくさせるのが非常に大変だったようです。(妻談)
その後1週間ぐらいで管をのけ、退院するという事になっていましたが、熱が出てしまい、少し延期になりました。
退院してからは、これまたすごく大変に…。
術後の経過は良いのですが、性器が擦れないように注意をする事になりました。次男は平気で物を跨いだりするのでヒヤヒヤ。しかも、術後3ヶ月ぐらいは激しい動きもダメでした。(本来はチャイルドシートなんかもダメです。)
それと夜寝るのが遅くなってしまった。
これは元々指しゃぶりをしており、そのまま落ち着いて寝ていたのですが、入院中は指にカテーテル等を固定する為にテープなんかで止めていた為、指しゃぶりが出来なくなり安定して眠れなくなっていました。(基本左手で指しゃぶりをしており、右手には変わりませんでした。)
1時間程グズって疲れて寝てしまうような感じに。指しゃぶりを防ぐ、怪我の功名とはいきませんでしたが、1週間程で治りました。かなりきつかったですが…。
※生まれて退院した当時、元々コリックという原因不明の寝る前に喚く事も有りましたがそれも2ヶ月で治りました。これもきつかった。
家に帰ってこれでは聞いていた通り病院ではもっと酷かったと思います。
妻の大変さが身にしみます。
食事もあまり摂らなくなりました。
これは薬が原因だったと思います。かなり警戒していました。
そんなこんなで、何とかいろいろケアをしていましたが、おしっこのタイミングを見る事ができず、お風呂で初めておしっこをしているのを見る事がありました。
横に漏れずまっすぐ出ていると問題無いのですが、なんと…。
成功!うまくまっすぐで、横漏れもありませんでした。
嬉しくてすぐ妻に報告した記憶があります。
しかし、別の問題が。根本部分の汚れが溜まってしまう事です。
これは洗うしか無いのですが、丁寧にできない。やりすぎてしまうとくっつけた皮を痛めてしまう事もあるらしい。
少し洗って流すぐらいしかできず、病院でもう少し洗ってもらう事で対応してもらう事にしていました。
補足:手術前から性器が睾丸に埋まっており、術後もその状態のままでした。
主治医の先生によると、第2次成長期ぐらいになると睾丸が下がり、だんだん普通の状態になってくるとの事でした。
又、性器の大きさが小さいとホルモン薬を飲み大きくする予定でしたが、これについては大丈夫で安心しました。