先日NBAファイナル第6戦が行われました。
主力の怪我が相次ぎ、今シーズン最後のオラクルアリーナでの対戦。
誰がここまで来ると予想していたでしょうか?
個人的には悪くても4-1でゴールデンステートの優勝としていましたし、トロントの優勝は無い!と断言していましたから・・・。
さて、試合ですが、なんと立ち上がり、ラウリーの3が連発。
勝負弱いイメージのあったラウリーですが、この試合では別人でした。
レナード効果というのでしょうか?思いっきりの良さが得点につながり、効果的なオフェンスを組みたたてていたように思います。
(過去は思いっきりが良くても得点につながっていなかった。)
かたやゴールデンステートはギリギリのオフェンス。
応援している側が負けているという事もあり、どのような流れになってもハラハラしていました。
しかし、勢いに乗ったウォリアーズは得点を重ね、追いつき追い越され、何度も優位に立つ側が入れ替わるという稀にみる接戦。
個人的にクレイの3Pがとても効果的に感じ、やはり、このチームはステフ・クレイ・グリーンの3人で機能しているチームと思いました。
この3人誰一人抜けても流れに乗るような試合展開にはなかなかできないかな?
この3人に、KDがいれば、「そらーめちゃ強いよね」と改めて思いました。
途中、クレイのアクシデントがあり、一瞬絶望感を感じましたが、フリースローを打っていたので大丈夫なのか?と思っていました。
しかし、結果的には試合に戻れず、前十字靭帯断裂という絶望的な怪我となっていました。
「これは最後となるオラクルの呪いか・・・。」
と思ったのは自分だけではないと思います。
ただ、クレイに関してはここ5年はファイナル全て出場。
しかもレギュラーシーズン・プレイオフ合わせて普通の選手より20ゲーム前後多い計算となり、それを5年となっていれば肉体も限界まできていたのでしょうね。
つらいですが、現実を受け止めるしかありません。
この後も接戦に次ぐ接戦。
ラスト8秒ぐらいでステフが最後の望みをかけた3Pを放ちますが、無情にもリングに当たって、その後ゲームオーバー。
結果、トロントの優勝となりました。
(初優勝おめでとうございます。トロントの優勝は無い!と断言していた自分ですが、トロントファンの方すみません)
ファイナルMVPは当然レナード。
※レナードは2回目の3ピート阻止(1回目はマイアミ)となりました。
来期の契約はどうなるでしょうかね?
ヘッドコーチも初監督で初優勝となり、カー以来となりました。
個人的にラッキーボーイ的なのはバンブリートとしていましたが、まさにそうなっていましたね。
カリーに対する執拗なディフェンスは過去キャブスとファイナルで対戦していた時のデラベドバのようでした。
ちなみにパトリック・マコーは変則3連覇。
ジェレミー・リンは出番こそ少なかったですが、初優勝となりました。
マルク・ガソルも移籍して良かったと思います。
(スペインから来て兄弟共 NBAで優勝ってすごいなぁ)
ゴールデンステートについて、個人的に5・6戦時にも書いたカズンズの件ですが、6戦でもクレイが切れ気味になっている事がありました。
カズンズはIQが低いのでしょうか?
(過去在籍のチームでスタッツは残しているが勝利につながっていないのでIQは低いのかもしれませんが、どうでしょう)
チームオフェンスとして機能していない面が多々ありましたが、何度か個人プレイでおっ!と思わせる事もありましたね。
カズンズの今後の契約はどうなるでしょう?
※一応カズンズをフォローしますが、レギュラーシ-ズンは怪我でほとんど出場できず、プレイオフに入って出場できたと思ったら再度怪我。
なんとかファイナルで戻ってきましたが、シーズン中にフォーメーション(オフェンスもディフェンスも)の確認等ほとんどできていない状況でグリーンに怒られ、クレイに露骨に嫌な顔されて、少し可哀そうでしたね。
プロならそうなった場合でも攻守の確認等しておくべきという声もあるかもしれませんが、少し残念な結果でした。
何年か前のスペイツ状態でしたね。
さて、ゴールデンステートはクレイとKDの契約がどうなるかです。
個人的には貢献度が高いこの二人、特にクレイについてはマックス契約で更新してほしいなと思います。
KDについても他球団へ自分が行くと言うなら何とも言えませんが、できるならゴールデンステートに残留して、来期リベンジをしてほしいですね。
以上、ファイナル最終戦となった6戦の見解です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。